世界の武道ファンから愛され、海外の武道愛好家にとって、私ども『TOZANDO』の名は憧れを誘うブランドと言われています。 20年ほど前、実家の武道具メーカーを手伝い、イタリアの剣道チームと出会い、 「自国では剣道具が入手しにくい・・・」と嘆く彼らを見て、当時どこも試みていなかった武道具の海外通販を思いつきました。 そして1989年に『東山堂』の看板をあげて独立し、日本文化の発信にふさわしい京都を選びました。 インターネット普及以前はカタログ通販が頼りでした。 英・伊・独・仏など各国語に翻訳したカタログを世界中の道場に送ってオーダーを待ち、売りっぱなしを避けるため、修理道具を携えた社員にヨーロッパや北米を巡回させていました。 入手困難だった竹刀や防具が日本とほぼ同じ価格で買える。この魅力が海外に広く定着しつつあった武道ファンの心を捉えることができました。
インターネット時代を迎えるとすばやくWEBサイトを構築しました。情報が国境を越えるスピードは加速していき『TOZANDO』は世界から愛されるブランドへと成長しています。製品は欧米人にフィットするよう防具のサイズを工夫したり、竹刀も耐久性を考え材料から吟味するなど丁寧なモノ作りで品質には誠意を尽くしてきました。 私どもが驚くほど海外ファンはTOZANDOブランドに信頼を寄せてくれていますのでそれを裏切りたくありません。
今後、少子化によって日本の武道人口は間違いなく減少します。さらに私が胸を痛めるのは“子供たちの心”の問題です。 武士道が説く惻隠の情(おもいやり)を今こそ復活し、武道振興を通して青少年に夢と希望を取り戻してもらいたい。 国内で業界大手になったいま、当社はその責任を負っていると思います。 そのため、私どもは、本社の講演会や若手刀匠の展示会を催すなど、“美しい日本文化のひとつとしての武道”の復権に取り組んでいます。